きっかけは、
トレーニングを受けに 来られた方の言葉マイセルフを訪れる高齢者のお客様から、切実な願いを、数多く耳にしてきました。そのような気持ちに応え、心から喜べる健康長寿をサポートするために始めたのが、医療機関と連携した介護予防事業です。
将来的には、高齢者だけでなく、
障害児の運動療法も視野に入れています。
提携事例
梶の木内科医院(トレーニング ラボ 川合)様
岐阜県可児市
提携の経緯
高齢者の運動に特化したリハビリ施設を開設
梶の木内科医院を訪れる地域の患者さんが、年々高齢化する様子を見ていた梶院長。「かかりつけ医として、患者さんの身体機能の低下を防ぐことも使命の一つ」と考えていましたが、運動を勧めても実行される方はわずかでした。
そこで2014年、医院に運動施設「トレーニング ラボ 川合」を併設。デイサービスのような「預かり施設」ではなく、「機能に応じたファンクショナルなトレーニングを行う、運動に特化した施設」としました。
理学療法士の指導と個別のトレーニング対応を実施
マイセルフでは、トレーニング ラボ 川合の理学療法士の方たちに対して、トレーニング指導のための知識・技術の講習を行っています。また、なかなかトレーニングの結果が出ない利用者様など、理学療法士が指導に困っているケースに関しては、個別に指導内容の相談や、現場でのトレーニング指導を行っています。
理学療法士指導の
主なカリキュラム-
- 解剖学基礎
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骨格や関節、筋肉の名称や位置・特徴や、それらが連携しながら動く仕組みといった、人体構造やメカニズムへの理解を深めます。また、筋肉の動きや血流といった身体にまつわる運動を力学的にとらえる、バイオメカニクスの観点も習得します。
「なぜ人体がそう動くのか」というメカニズムを知り、適切なトレーニング指導を行うための基礎を習得します。
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- 各部のトレーニングのフォームと 代償動作(知識・実技)
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トレーニングメニューの組み方などの基礎知識に加え、下半身脚部や上半身胸部・背部、体幹といった身体各部について、痛みなどがあり正しいフォームで行えない場合の“代償動作”の原因を理解し、修正方法を学びます。
解剖学の知識を活用し、個々の利用者の状態を見て「力学的に無理のある状態ではないか」などの判断をしながら、メニューを組み立てる力を養います。
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- 悩み別改善方法
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効果的に筋力を高めるためには、トレーニングの前に痛みを取り除くことが重要です。
高齢者の多くが抱える腰痛、肩の痛み、膝の痛みについて、血流や腰椎の構造といった解剖学の基礎知識に基づき、原因を解説。それぞれに合ったストレッチや体幹トレーニングなどの方法を学びます。
提携の効果
効果が出て、
それがスタッフの モチベーションにも。
医療法人梶の木会
梶の木医院(トレーニング ラボ 川合)様
梶 尚志院長
小塚トレーナーには理論的に、かつ、ご自身の経験に基づいて理学療法士にも体験させながら指導していただけるため、理学療法士の納得度も高いようです。
利用者様の中には、腰痛や肩の痛みが長年改善せず、マッサージや整形、鍼灸などを渡り歩く方が少なくありませんが、トレーニングの結果、それらの痛みが改善され、理学療法士が感謝されることが増えています。「去年は膝が痛くて、せっかくのお正月も、帰省した家族に何もしてあげられなかったのが、今年は何でもできるようになった」と泣いて喜ばれた方も。私にとってもうれしい知らせですし、スタッフのモチベーションにもなっています。
おかげさまで、トレーニング ラボ 川合の利用者数は増えています。認知症患者様への効果も期待される運動療法に、今後もさらに力を入れていく考えです。
”生涯健康”をサポートするパーソナルトレーニングのメソッドを、
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Meet The Founder
Kozuka Tsuyoshi
小塚 毅
株式会社マイセルフ 代表取締役
高校時代からバレーボール・ビーチバレーの選手として強豪チームに所属。トレーニングを重ねても思うようにパフォーマンスが伸びない経験から、東海学園大学スポーツ健康科学部在学中に、独学で医学的視点から人体のメカニズムを学ぶ。選手引退後は、パーソナルトレーニングジムのトレーナーを経て、2016年に独立し、マイセルフを開設。